ホットアド(hot-add)はvSphere4から使用できるようになった『仮想マシンの起動中にCPU,メモリのリソースを追加する』機能です。
VMware vSphere 5.5 ドキュメント センター
vSphere Client での、CPU ホット プラグ設定の変更
http://pubs.vmware.com/vsphere-55/topic/com.vmware.vsphere.hostclient.doc/GUID-F102B9BD-1B92-4AC5-ADC0-BE4E90473C5F.html
vSphere Client での、メモリ ホット アド設定の変更
http://pubs.vmware.com/vsphere-55/topic/com.vmware.vsphere.hostclient.doc/GUID-0B4C3128-F854-43B9-9D80-A20C0C8B0FF7.html
前提条件は上記ページをご参照ください。
ちなみに検証環境(VMware vSphere 5 Hypervisor)では設定はできても、CPU・メモリの変更はできませんでした。
ホットアドを使用するにはStandard以上のライセンスが必要※です。
設定の手順は以下のとおりです。
CPU,メモリのホットアドを有効にする
| vSphere ClientからvCenterもしくはESXiに接続します。 |
| 対象の仮想マシンを右クリックして、設定の編集を選択します。
※仮想マシンは電源OFFの状態にするひつようがあります。 |
| オプションタブを選択して、設定項目の[詳細]-[メモリ/CPUホットプラグ]を選択します。 |
| [この仮想マシンでのメモリのホット アドを有効にする。]、[この仮想マシンでのみ CPU のホット アドを有効にする。]を選択して、[OK]をくりっくします。 |
個人的に疑問なのは、
この機能はデフォルトで有効でいいかと思うのですが、なぜ無効なのでしょうか
ゲストOSに依存するから?無効が推奨だから?(バグ?変更するのは非推奨?)
まぁVM環境を構築するときはHAや他のゲストのリソースを考えたギリギリのスペックになっていることが多いと思うので、
安易にやたらめったらリソース追加することはあまり気が進みませんが。
それとリソースの追加はできても削除(減らす)ことはできなかった記憶があります。機能の名前もhot-addですしね。
一時的に追加したリソース設定の変更はゲストOSを停止して行ってください。
以上
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